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ニュース・フラッシュ

2011年8月23日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:チリの鉱業プロジェクト実施ペースは今後落ちる見込み

 メディア報道によると、CODELCOのThomas Keller CFOは「チリにおける鉱業プロジェクトの実施ペースはこれまでよりも遅くなるだろう」と述べた。2011年8月8日、チリ政府は鉱業プロジェクトに対し670億US$の投資を今後8年間で実施することを発表していた。しかし、Keller CFOによれば、長期でより要求事項の多い環境手続き、技術系及びプロジェクト推進のための人材不足がプロジェクト実施のスピードに影響を及ぼす可能性がある。
 一方で同CFOは、埋蔵量の減少と鉱石の低品位化に対応するため、今後5年間で175億US$を投資するCODELCOのプロジェクトは計画通り進んでいるとコメントした。また、同CFOは「現在の市場の混乱によるCODELCO投資計画に対する影響はないと予想される。CODELCOは非常に長期のビジョンを有しており、保有する鉱床は今後数十年生産を続けるのに十分な埋蔵量がある。」とも述べた。CODELCOは2011年の投資計画に対しては資金調達が完了しており、現在は2012年の資金調達について作業を行っている。
 CODELCOの主要プロジェクトには、Ministro Hales鉱山開発計画、El Teniente鉱山深部開発計画、Chuquicamata鉱山坑内採掘移行計画、Andina鉱山拡張計画(PaseII)があり、2011年度から2015年度までに年平均35億US$の投資が見込まれている。

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