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ニュース・フラッシュ

2011年8月28日 モスクワ 大木雅文

カザフスタン:グレンコアがENRCの株式購入を否定

 2011年8月20日付け現地報道は、ENRC社株式売買を巡る状況と同社に関する汚職・不正の疑いについて取り上げている。
 ENRC(Eurasian Natural Resources Corporation PLC)の株主の一人であるアレクサンドル・マシケヴィチ氏は、自身が所有する同社の株式持分(14.59%)の売却を決めた。この決定がなされたのは約1か月前とされている。株式の購入者と言われているのはスイスのグレンコア(Glencore International AG)である。取引の正式発表は2012年初になるとみられる。ENRCでは現在、監査その他の売却前手続きが進められている。
 ところが、ENRCの企業広報部は、「ENRCグループでは、噂と市場投機についてはコメントしない」と本件に関するコメントを避け、他方、Glencoreの公式スポークスマンであるサイモン・ビョルク氏はこの株式売買の情報を否定している。
 最近、ENRCの活動といくつかの大きなスキャンダルとの関連が疑われ、特に英国では、投資家の多くがENRCのコーポレート・ガバナンスに懸念を表明したことを受けてENRCに関して汚職と企業ぐるみの不正の疑いで3件の外部調査が行われているとも伝えられている。

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