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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年8月29日 北京 土居正典 2011. 8. 25 金属企画調査部 渡邉美和

中国:再生鉛産業への参入条件案発表

 鉛蓄電池企業の企業整理と同時に、同様な環境汚染を生じている再生鉛産業に対して、更に厳しく改訂された参入条件案が発表された。工業情報化部は2011年8月18日、この案を「意見を求める」として明らかにしている。これによれば、大きな改正点は、これまでの生産規模1ライン当たり3万t/年が5万tとなっている。また、3万t以下の現在の設備を2013年までに淘汰することも明示している。現在、中国内に再生鉛業者は280企業あり、能力3万t以上の企業はその内の100社前後である。つまり、今後企業の三分の二は淘汰の対象となる。
 今回の意見募集案は、低生産設備の重複建設を徹底的に防止し、鉛汚染対策の強化及び省エネ・排出物削減を促進するため作成された。そのため、建設条件、企業の配置、生産規模、プロセス、設備及びエネルギー消費、資源の総合利用など面から一連の規定が制定されている。
 新規若しくは拡張プロジェクトは、国家産業政策及び計画要求のほか、プロジェクトを行う現地の都市建設、生態環境、土地利用など計画の要求に一致する必要がある。例えば、鉛酸蓄電池については、「危険廃棄物貯存に関する汚染規制基準」に基づき、屋外での破砕作業の実施、未処理の廃酸液の排出の禁止が規制される。

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