閉じる

ニュース・フラッシュ

2011年9月1日 サンティアゴ 縫部保徳

アルゼンチン:Xstrata、Goldcorp、Yamana GoldがAgua Ricaプロジェクトに関する4年間のオプション契約を締結

 Xstrata Copper、Goldcorp、Yamana Goldは、アルゼンチンCatamarca州にあるAgua Rica銅・金・モリブデン・プロジェクトの権益100%をMinera Alumbreraが取得できる排他的オプション権を同社に認める契約を締結した。Minera AlumbreraはXstrata Copper(50%)、Goldcorp(37.5%)、Yamana Gold(12.5%)の合弁経営会社であり、Agua Ricaプロジェクトから35km離れたBajo de la Alumbrera銅・金鉱山を操業している。現在Agua Ricaプロジェクトの権益はYamana Goldが保有している。
 今回締結された契約では、Minera AlumbreraにAgua Ricaプロジェクトの権益を取得するための4年間の排他的オプション権が与えられており、Xstrata Copper及びGoldcorpが総計1.1億US$を負担する。オプション期間中、Minera Alumbreraは同プロジェクトをオペレートし、FS及び全ての開発コストへの出資を行う。3社のMinera Alumbreraに対する株式保有比率は現状のまま変更なく、Agua Ricaプロジェクトにもそのまま引き継がれる。Minera Alumbreraは4年間の中でいつでもオプション権を行使することができる。プロジェクトの推進が承認された場合、オプション料支払い8千万US$に加え、当初1億5千万US$、商業生産開始時に5千万US$をYamana Goldが受け取る。Agua RicaプロジェクトのFSは既に開始されており、2013年初頭に完了予定である。3社のプレスリリースによれば、FS結果が良好で政府の承認が得られることなど条件が揃えば、建設工事が2013年中にも始められる可能性がある。
 Agua Ricaプロジェクトは斑岩型鉱床をターゲットとしており、以前にYamana Goldが実施したFSでは確定及び推定埋蔵量9億t、Cu 0.49%、Au 0.22g/t、Mo 0.031ppmが計上され、マインライフ26年の平均で銅15万t/年、金4 t/年を生産できる可能性があるとされている。アルゼンチンCatamarca州ではBajo de la Alumbrera銅・金鉱山が操業を行っており、同鉱山の2010年の生産量は銅14.3万t、金12.6 tである。

ページトップへ