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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル レアメタル ニッケル
2011年9月2日 バンクーバー 片山弘行

米:ミシガン州Eagleニッケル・銅プロジェクト開発許認可の保留を地元団体が提訴

 地元紙報道によると、米国ミシガン州でKennecott Eagle Minerals Co.(Rio Tintoの100%子会社。以下、Kennecott社)が開発中のEagleニッケル・銅プロジェクトに対して、州発行の開発許認可の保留を求める訴えが地元4団体により起こされた。
 保留を求める訴えは、National Wildlife Federation、Huron Mountain Club、Keweenaw Bay Indian Community、Yellow Dog Watershed Preserveの4つの環境保護団体及び先住民コミュニティが、2011年9月14日を目処にKennecott社が実施する予定であるEagle Rockと呼ばれる高さ約18 mの岩体基部での発破作業に懸念を抱いたために起こされたものであり、ミシガン州環境基準局(Department of Environmental Quality)が2007年にKennecott社に与えた本プロジェクトに対する許認可を保留するよう求めている。
 地元先住民であるKeweenaw部族によると、Eagle Rock岩体は、同部族が古来より神聖な場所として儀式を執り行ってきたところであり、発破して破壊することは許されないとしている。訴えに対しKennecott社は、坑口開削のためにEagle Rockの地表下部分をボーリングすることはあるものの、露出部分はそのままの形で保持するとともに、坑口そのものは岩体から離れた所に開口し、岩体もフェンスで取り囲むことでKeweenaw部族が引き続き崇拝の対象とすることができるとしている。

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