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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年9月6日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:El Morro金・銅プロジェクトに対する地元農業組合の訴訟を却下

 メディア報道によると、El Morro金・銅プロジェクト(チリ第Ⅲ州、権益比率:Goldcorp 70%, New Gold 30%)に関する環境影響評価書(EIA)をチリ環境省が認可したことに対する地元農業組合の訴訟を第Ⅲ州上訴裁判所が却下した。El MorroプロジェクトのEIAは2008年末に提出され、4回の修正を経て2011年3月に最終的に認可されていた。EIAが認可された後、敷設される予定の送電線及び脱塩水パイプラインの影響に関する情報を会社側がEIAに含めていなかったとして、Agrogénesis農業組合は認可の取り消しを求めて訴訟を起こした。上訴裁判所は、EIA承認の決議は環境評価のための全ての規則に沿っており、Agrogénesisが訴えた専断的、不法なものとは言えないとして全会一致で訴えを退けた。
 El Morroプロジェクトは斑岩型銅・金鉱床がターゲットで、確定及び推定埋蔵量5.3億t、Cu 0.52%、Au 0.48g/t(カットオフ条件Au 0.4g/t)が報告されている。Goldcorpの発表ではマインライフ14年で、粗鉱処理量9万t/日、生産量銅15.2万t/年、金9.6 t/年が見込まれている。El Morroプロジェクトには海水脱塩プラント建設も含まれており、標高4,000 mの現場サイトまで揚水する計画である。

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