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ニュース・フラッシュ

2011年9月12日 リマ 山内英生

ペルー:国内複数鉱山の労使交渉、決裂の場合ストライキ決行の可能性

 2011年9月5日付け地元紙等によると、ペルー鉱山労働者連盟のCastillo書記長は、現在国内で9つの鉱山労働者組合が労働条件改善や賃金アップを目的とした労使交渉を実施中で、鉱山側との合意に至らない場合、ストライキが実施される可能性があるとの見解を明らかにした。
 このうちShougang鉄鉱山(Ica県)では既に8月31日から無期限ストライキが実施されており、労働者らは労働省による仲介を求めて首都リマに集結している。一方、Cerro Verde鉱山(Arequipa 県)においても、労使交渉が進展しておらず、9月8日から48時間限定のストライキが実施される計画である。組合側は、48時間ストライキの後に再度労使交渉を行い、再度決裂した場合には無期限ストライキを実施すると発表している。
 この他にもVolcan社やBuenaventura社、Argentum社が労使交渉中のほか、Milpo社、Retamas社でも間もなく交渉がスタートする見込みとなっている。また、Los Quenuales社では3週間以上続いたストライキの末に賃金アップが実施されたが、アップ額が少ないことを理由にストライキが再開される見込みのほか、Doe Run Peru社では、2年半前から資金繰り悪化で操業を停止中のLa Oroya製錬所労働者らが抗議デモを実施する可能性が指摘されている。

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