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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年9月19日 ロンドン 北野由佳

英:GFMS社が金の需給動向を発表、Mining Journal誌は金投資家セミナーを開催

 英国の貴金属調査会社Thomson Reuters GFMS社は2011年9月15日、Thomson Reuters社に買収されて以降初めてのレポートである『Thomson Reuters GFMS Gold Survey 2011 Update 1』をロンドン及び香港の会場で発表した。同レポートによると、金価格は強い投資目的の需要に支えられ、2011年末までに2,000 US$/oz台に達すると予想されている。2011年H2の金の投資目的需要は、同年H1の624 tから大幅に増加し、1,000 t超(約600億US$に相当)を記録する見通しである。また、金価格の上昇にもかかわらず宝飾品需要は順調であり、2011年H1は前年同期比7.5%増となった。
 一方、2011年H1の金の鉱山生産量は前年同期比4.9%で、同社は今後数年間生産量の増加傾向が続くと予想している。今回のレポートでは特に投資活動における「大変化(sea change)」について言及されており、EU圏における債務危機問題、米国の信用格付け引き下げ、先進国における低金利、途上国におけるインフレ懸念などの要因が重なり、「安全な避難所(safe heaven)」としての金投資が顕著であったとした。
 またMining Journal誌が主催する「Investor Seminars-Gold Day」が2011年9月16日、ロンドンで開催され、金探鉱・開発企業9社が、南ア、アイルランド、タジキスタン、豪州、ブラジル、アルゼンチン、ブルキナファソ、ケニア等におけるプロジェクトを紹介したほか、質疑応答等が行われてた。なお、今回の投資家セミナーで講演を行った企業の詳細は以下のウェブページで確認可能である。
 http://www.mining-journal.com/investor/gold-day-16-09-11

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