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ニュース・フラッシュ

2011年9月19日 ロンドン 小嶋吉広

南ア:電力不足は2012年がピークとの予測

 2011年9月15日、南アフリカ国営電力会社Eskomはカンファレンスにおいて、国内の電力不足は2015年までは継続する見通しであると発表した。電力の需給ギャップが最大となるのは2012年であり、1,000 MWの供給不足が見込まれている。
 今後10年間で、鉱業全体では60プロジェクトが新規に生産を開始する予定であり、これらの新規プロジェクトにより2,152 MWの電力が必要になる見込みである。鉱種では白金が最も電力消費の増加が見込まれ、34プロジェクトで1,388 MWの消費が見込まれている。また鉱業とは別に、フェロクロムの生産においては17の新規プロジェクトが予定されており、2,107 MWの消費が見込まれている。
 他方、新規発電所の整備に関しては、Medupi石炭火力発電所(4,764 MW)のフル稼働は2015年、Kusile石炭火力発電所(4,800 MW)のフル稼働は2018年になる見込みである。カンファレンスの出席者からは、南ア鉱業の国際競争力を阻害することの無いよう十分配慮願いたい等の要望がEskomに対し寄せられた。

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