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ニュース・フラッシュ

2011年9月19日 北京 土居正典

中国:レアアース産業、外需指向から内需指向へ

 現地報道によると、中国五鉱化工輸出入商会及び英国金属ネットが共催した2011年国際レアアース年度会議で、包鋼希土(集団)高科技株式有限公司李忠副総経理は「現在、中国のレアアース産業は戦略的転換を急ぎ、将来は外需指向から内需指向に切り替わるであろう」と指摘した。中国のレアアース消費の構成は、工業化進展の加速及び経済成長方式の転換により、新興分野で急成長している。2010年の消費量は8.7万tで、そのうち新材料分野での消費は5.38万tと消費総量の62%を占めている。
 豪州亜工業鉱物有限公司執行役員によると、世界の2010年レアアース需要量は12.5万tで、2011年は価格高騰などにより12万tに減少、そのうち中国消費量は6~7割を占め、2015年には世界需要17万tに達する見込みである。前述の李副総経理によると、新興産業成長に欠かせない戦略的資源として、今後数年間の世界需要は年間5%~8%の伸びで増加、中でも中国は年間10%の伸びを保つとしている。

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