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ニュース・フラッシュ

2011年9月20日 シドニー 原田富雄

豪:会計大手Ernst & Young、鉱業分野の10大リスクを発表

 2011年9月13日、会計大手Ernst & Youngは、「Business risks facing mining and metals 2011-2012」と題した鉱業分野における10大ビジネスリスクに関する年次報告書を発表した。
 注目される動きとして、2010年は第4位のリスクであった資源ナショナリズムがトップとなったことを挙げている。世界金融危機(GFC)以降、資源国においては自国通貨高に伴うオランダ病の兆候が表れ、Two-Way-Economyといった資源産業と他企業の間の経営環境の差が顕著になったことで、各国政府は比較的早期に経営環境が回復した資源企業から資源税やロイヤルティの形での追加的税収を持って、弱体化した他分野への補填を行なう動きにでており、約25か国において、過去1年から1年半においてこうした動きが見られるとしている。
 順位は以下のとおり(( )内は2010年の順位)
 1位  資源ナショナリズム(4位)
 2位  労働力不足(2位)
 3位  インフラへのアクセス(6位)
 4位  操業に必要なライセンス(環境、保安、土地)(5位)
 5位  上昇した開発投資コストの負担・実行(順位外)
 6位  資源価格、為替レートの脆弱性(9位)
 7位  投資の分配(1位)
 8位  生産・労働力等の費用のマネージメント(3位)
 9位  自然災害による供給途絶(順位外)
 10位  詐欺、汚職(順位外)

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