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ニュース・フラッシュ

2011年9月23日 サンティアゴ 神谷夏実

チリ:下院特別委員会、CODELCO改革の検討を開始、経営効率化と労使問題が焦点

 2011年7月に設置された下院特別委員会が、9月8日に初会合を行い、CODELCO経営改革の検討を開始した。今後、120日間で、CODELCOのビジネスプラン、採算性、効率性、ノンコア資産売却、外部委託契約、退職プラン、労使関係等について総合的に検討を行う。特に、最近のCODELCOでは労使関係が重要課題として浮上している。7月11日に行われた24時間ストライキではCODELCO銅組合連合FTC(Copper Workers Federation)から雇用安定、経営陣との意思疎通に対する懸念が示され、8月末に労使双方が、労使問題改善のために包括合意を締結した。これに基づいて、CODELCOの各ディビジョン毎に、経営陣と労働組合が個別に雇用安定、退職プラン等について意見交換を開始している。
 労使関係で最も深刻になっているのはNorteディビジョンで、労働組合側は坑内採掘化移行期のChuquicamata鉱山において、坑内採掘が始まる2018年までの期間に必要とされる労働者数が削減され、雇用不安につながる可能性を問題視している。

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