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ニュース・フラッシュ

2011年9月23日 サンティアゴ 神谷夏実

モザンビーク:Vale、Moatize石炭鉱山の生産開始

 ValeはモザンビークのMoatize石炭鉱山の第I期開発を2011年5月に終え、このほど35,000 tの一般炭を出荷した。石炭はBeira港まで運ばれ輸出される。同鉱山は生産量の3分の2が原料炭、残りが一般炭で、初期投資額は16.6億US$であった。同鉱山の生産能力は11百万t/年で、2012年の生産量は6.37百万tを予定している。埋蔵量は10.9億tである。Valeはその他、豪州、コロンビア、中国等で石炭開発を進めている。
 Moatize鉱山のあるTete Basinは、今後、豪州QLD州(生産量約1.1億t/年)に次ぐ原料炭の重要な生産地となるとみられており、2025年には世界の原料炭生産量(貿易ベース)の約18%を占めると予測されている。こうした状況から、資源メジャー、鉄鋼メーカーが良質な原料炭を求めてTete Basinへの投資を進めている。Rio Tintoも同地域にBenga石炭プロジェクトを保有するRiversdale Mining社を2011年8月に40億US$で買収しており、2012年から生産開始予定である。Rio Tintoの石炭生産量は2.4百万t/年(3分の2が原料炭)である。

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