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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年9月26日 ロンドン 萩原崇弘

DRCコンゴ:Gecaminesが銅等の生産拡大に必要な追加投資資金捻出のためJV監査予定

 DRCコンゴ(コンゴ民主共和国)国営鉱山会社Gecaminesは、銅及びコバルト生産メジャーとして再浮上するべく、9.3億US$(約710億円)を投資し、銅の年生産量を2016年には10万t、10年以内に15~16万tまで増加させる計画で、その投資資金を捻出するため、既存の30件程のJVについて外部監査法人に委託して監査を実施するとのことである。
 同社社長であるAlbert Yuma氏によれば、「今回の措置は、採掘、鉱石販売等の活動において、JV相手の外国企業から同社に支払われるべき金額が支払われているのかを調べることである。加えて各社には生産予測に基づき前払いを依頼する。各JVプロジェクトが赤字か生産開始前であるため、同社への支払いが生じていないことは承知しているが、このままでは同社が潰れてしまう。」と述べている。また、同氏は、同社の負債額16億US$を削減するべく負債のうち10億US$前後について政府や他の国営会社に肩代わりさせる、債権者である金融機関と交渉する、ノンコアの鉱山資産を売却する等の可能性に言及している。同時に、同氏は、当面は新たなJV契約を結ばず、独自に資源開発を行うとの意向も示している。
 同社の銅の年生産量は、1980年代後半は47万tほどであったが、2010年は最盛期の4%以下の1.8万tに留まっている。

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