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ニュース・フラッシュ

2011年9月30日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:2012年の鉱業関連国家予算は前年比4.8%増

 メディア報道によると、Hernán de Solminihacチリ鉱業大臣は2012年国家予算について、「鉱業関連予算の増額により現在国会審議中の鉱業安全基準改善法案実施ための資金が確保されるだろう」と語った。Solminihac鉱業大臣は「2012年の鉱業関連予算は2011年予算を4.8%上回る。これにより鉱業安全基準改善法案実施に関連する取り組みを含め、我々の政策が実行可能となる」とも述べた。鉱業安全基準改善法案は、チリ地質鉱業局(SERNAGEOMIN)の廃止、探鉱・採掘計画の承認とその遵守状況を監視する鉱業監督庁の創設、地質情報管理及び火山活動監視を行うチリ地質庁の創設、チリ銅委員会(COCHILCO)の廃止とその機能の鉱業省新部局への移管を目的としたものである。
 Sebastián Piñera大統領は2011年9月30日に2012年度予算案を国会に提出した。公共投資予算は前年比5%増の600億US$で、そのうち教育システム変更に反対する学生が数か月にわたり抗議運動を続けている教育関係には約117億US$が割り当てられた。
 チリ国家予算への銅販売の寄与は大きく、銅価格が国家予算を大きく左右する。Felipe Larrín財務大臣は最近の銅価下落について、3.02 US$/lbの基準価格を設定しており2012年予算には影響はないとしている。

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