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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2011年9月30日 調査部 渡邉美和

中国:Rio Tinto幹部訪中、中国アルミ業とSimandu鉄鉱石プロジェクトなど協議

 中国報道によると、世界第2位の鉱山会社Rio TintoのTom Albanese社長とJan Du Plessis会長は2011年9月、中国アルミ業(Chinalco)の熊維平総経理との会談を主目的として中国を訪問した。
 Tom Albanese社長は今回の訪問に当たりメディアの質問に答えて「RioTintoと中国は、供給者と顧客という関係にとらわれず、長期戦略的協力関係にある」と発言している。これは、リーマンショック後、世界経済が危機に陥った際も、中国のベースメタル需要は依然としてその大きさを増し、これによりRio Tintoの中国への販売が占める割合は、2004年当時からおよそ10%上昇し、現在では30%近くとなったという、同社の中国でのウェイトの高まりが背景にあると見られる。
 Rio Tintoは中国アルミ業と共に、ギニアSimandu鉄鉱石プロジェクトに投資しているが、この動向は市場からRio Tintoと中国アルミ業の関係回復の象徴と見られている。Simanduプロジェクトを2014年末までに生産開始にもっていきたいとRio Tintoは考えているが、中国アルミ業が同プロジェクトで進めているインフラ建設は決して順調ではない模様である。Rio Tintoの生産開始決定にはこの進展が鍵となり、今回の訪問で協議されるとみられている。

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