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ニュース・フラッシュ

2011年10月3日 リマ 山内英生

ペルー:Tacna県、Southern Copper社に対する水利用権の差し止めを政府へ要請

 2011年9月28日付け地元紙等によると、ペルーTacna県のChocano知事は、Southern Copper社はこれまで県内の農耕地域の生態系に多くの被害をもたらしてきたとして、国家水資源局やエネルギー鉱山省を通じて、同社に対する水利用権の差し止めを請求することを明らかにした。
 Southern Copper 社はTacna県内の水資源を利用してCuajone銅鉱山、Toquepala銅鉱山を操業しており、Tacna県は同社による県内の環境被害に関する調査を国際的な専門機関に依頼する方針を明らかにした。また、同県は51年に及ぶ鉱山操業による環境被害への補償がなされるべきだと主張し、調査結果が出た後、同社に対して10億US$の賠償請求を行うとの考えを示している。
 なお、Southern Coopper社はToquepala銅鉱山の拡張工事を計画しているが、地元からの反発を受けて今後の計画が難航することが予想される。

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