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ニュース・フラッシュ

2011年10月3日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:鉱業安全法案を中小規模鉱山を考慮し修正

 メディア報道によると、チリ下院鉱業・エネルギー委員会において審議中の鉱山安全法案について、操業規模を考慮に入れた修正が行われる予定である。野党・社会党(PS)のLuis Lemus下院議員は「現在の法案には対象となる鉱山事業者の規模の区別がなく、小規模事業者には新基準の遵守及び罰金の支払いが非常に厳しく、彼らは閉山の危機にさらされる」と語った。Lemus議員によると、直近の委員会においてチリ鉱山公社(ENAMI)のWilliam Díaz総裁が鉱山事業者の規模に応じた規制及び罰金を適用する修正法案が近く議会に提出されるだろうと述べた。
 2011年8月初旬、下院鉱業・エネルギー委員会は鉱業部門の安全基準を改善し、SERNAGEOMIN(チリ地質鉱業局)を解体、新組織に移行させる法案を大筋で承認した。一方で8月中旬に小規模鉱山組合を委員会に召致した際、同組合は大規模鉱山会社と同様の規制を小規模鉱山に求めてはならないと主張していた。
 鉱業セクターの安全向上システムについて、同法案の中では鉱山事故情報に関するネットワークの創設、鉱山操業及び安全についての自己評価を可能にする分類システムの整備、技術者トレーニング、規則違反への罰金額引き上げが提案されている。

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