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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル リチウム
2011年10月5日 サンティアゴ 縫部保徳

アルゼンチン:Sal de Vidaプロジェクトからの炭酸リチウム生産量2.5万t/年を計画

 Lithium One(本社:加バンクーバー)は、同社が保有し、韓国企業連合が参画するアルゼンチンSal de Vidaプロジェクトの予察的経済評価(NI43-101準拠)を完了したと発表した。予察的経済性評価ではマインライフ40年、炭酸リチウム2.5万t/年、カリウム10.7万t/年の生産が計画され、割引率8%とした場合のNPV 10.1億US$、IRR 28%との結果が得られた。資本コスト総額は3.56億US$、操業コストは炭酸リチウム1 t当たり1,537 US$、カリウム1 t当たり184 US$と見積もられている。経済性評価のための単価には炭酸リチウム5,490 US$/t、カリウム620 US$/tが用いられ、売り上げの約70%が炭酸リチウムによるものと予測されている。
 Sal de Vidaプロジェクトでは、韓国企業連合(KORES, LG International, GS Caltex)が経済性評価実施に1,500万US$を拠出することでプロジェクトの権益30%を取得できるJV契約が締結されている。JV契約の中で、韓国企業連合は同プロジェクトで生産されるリチウム生産品の30%を市場価格で購入する義務及び権利が認められており、さらに追加20%の第一先買い権も保有する。
 Sal de VidaプロジェクトはHombre Muerto塩湖東側のSalta州とCatamarca州の境界に位置し、炭酸リチウム換算544万t、カリウム換算2,130万tの予測資源量が見積もられている。現在同プロジェクトは環境・コミュニティーベースライン調査を終了しているが、環境ライアビリティー又は地域コミュニティーとの利害対立などの問題は出ていない。今後、環境影響評価調査が行われる予定である。

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