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ニュース・フラッシュ

2011年10月7日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:淡水化海水使用を鉱山会社に義務付ける法律が国会に提出される

 メディア報道によると、鉱山会社に生産工程での淡水化海水使用を義務付けることを目的とした法案が下院議員により国会に提出された。野党・民主主義のための政党(PPD)のAdriana Muños議員は、この法案について、「水資源を生活及び農業用として主に利用するために確保することを目的としている」とコメントした。さらに同議員は、「鉱山の水の大量利用がチリ北部の深刻な水不足を招く一因となっている。水の確保が難しい北部の州に大規模鉱山施設が存在しており、生活用水及び小規模農業用水の確保に支障が出ている。2020年までに、銅生産のために現在のレベルよりも1.67億m3の水が必要と予測されており、北部の州の水不足はより一層深刻になる。」と語った。
 チリにおける水利用の約84%は農業用である。生活用水として4.4%、鉱業分野の利用は4.5%とされている。

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