閉じる

ニュース・フラッシュ

2011年10月7日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:資源開発時の遺跡評価基準見直しへ

 ブラジル環境省は、資源開発時の遺跡調査について規定した遺跡評価基準(Normative Instruction、02/2009)を見直すための委員会を設置した。現在、ValeがPara州Carajas地域Serra Sulで進める鉄鉱石鉱山開発事業(埋蔵量34億t、年間生産量90百万t、総投資額110億US$、開発期間40年)が、遺跡評価基準で開発が禁止されている遺跡の調査のため大幅に遅れている。開発対象地域ではこれまでの調査で174か所の遺跡が発見され、遺跡評価基準の対象となっている。遺跡から約1万年前に生活していた先住民の陶器の破片、石器等が発見されている。
 ブラジル鉱業協会(IBRAM)関係者は、「こうした遺跡は適切に発掘、調査を行い、移設、展示施設での保管を行えば開発も進めることができる」と語っている。一方Valeは、地域内で発見された遺跡の調査を継続している。

ページトップへ