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ニュース・フラッシュ

2011年10月7日 ロンドン 北野由佳

英:英国地質調査所、鉱物の供給リスクを分析

 英国地質調査所(BGS:British Geological Survey)の持続可能な鉱物開発センター(“MineralsUK”)は、鉱物の供給リスクに関する報告書「Risk List 2011」を発表した。同報告書では、米国地質調査所(USGS)や世界銀行等国際的に認められている公の情報源に基づき分析可能な52種類の鉱物について、①鉱物の希少性、②鉱物の生産集中度(国単位)、③埋蔵量ベース(Reserve Base)の分布、④国家統治能力の4項目についてそれぞれリスクの高さを評価し、供給リスクを1~10点(低→高)で示した。リスクリストの上位にきた鉱物は、8.5点のアンチモン、白金族、水銀及びタングステン、8.0点のレアアース及びニオブ、7.5点のストロンチウム、7点のビスマス、トリウム、臭素及びグラファイトであった。また、52種の鉱物のうち28種の主要生産国が中国となっている。
 同報告書では、新興国経済の発展により金属需要が更に増加するとし、政策立案者、産業界及び消費者は供給リスクを懸念し、供給源を多様化する必要があると主張している。

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