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ニュース・フラッシュ

2011年10月17日 北京 土居正典2011. 10. 17 ロンドン 小嶋吉広

モンゴル:独Merkel首相が公式訪問、モンゴル政府と資源開発に係るMOU調印

 メディア報道によると、独Merkel首相は2011年10月11日、モンゴルのウランバートルを独首相として初めて公式訪問し、Batbold首相と会談を行った。G7諸国の首脳によるモンゴル訪問は、2005年にブッシュ米国大統領(当時)による訪問以来である。
 10月13日、モンゴル鉱物資源・エネルギー省及びドイツ経済省は「戦略的パートナー協定」を締結したほか、「ウランバートル市飲料水供給技術協力」、「考古学共同研究」などの条約及びMOUを締結、またモンゴルErdenes Tavan Tolgoi公社及びドイツBBM社は「鉱山採掘オペレーター協定(詳細は不明)」を締結した。今回の訪問には、Tavan Tolgoi石炭プロジェクトに関係するSiemens等のエンジニアリング会社やBBM社等の鉱山会社も同行し、同プロジェクトの開発に向け現地民間企業等と協議がなされ、銅、レアアース、石炭等のドイツへの安定供給やモンゴル国内での高付加価値化に向け、両国が取り組むことに合意した模様である。
 Merkel首相は「モンゴルは資源が豊富にあり、今回の訪問は本分野において協力を推進する大変貴重な機会である」と述べている。Batbold首相は、今回のMerkel首相の訪問を歴史的なものと讃え、「我々は資源を有し、ドイツは最新の技術とノウハウを持っている。ドイツの技術力によりモンゴルの経済成長が加速化されることを期待する」とコメントした。
 2010年10月、ドイツはモンゴルと「レアアースによるモンゴル産業開発の将来」に関し会議を開催し、モンゴルのレアメタル鉱床及び埋蔵量の確認、これらの開発及び海外からの投資受け入れなどに関し協議を行っている。その後、モンゴル国民族発展・革新委員会は「レアメタル政策案作成ワーキンググループ(WG)」設置を提案、2011年8月にWGが設立され、2011年12月までには政策案が国家大会議等へ提出される予定である。

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