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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年10月24日 リマ 山内英生

ペルー:Yanacocha金鉱山、抗議行動により操業を停止

 2011年10月18日付け地元紙等によると、Yanacocha金鉱山(ペルーCajamarca県)に対するLa Encañada 地区の住民による抗議行動が10月14日に開始されてから6日を迎え、Cajamarca-Bambamarca間の道路3か所の封鎖が続いている。これを受けて、鉱山側は鉱山の操業を一時停止したことを明らかにした。操業停止の理由として、抗議行動の一環として道路封鎖や重機への放火が行われたことによる安全上の問題を挙げている。更に、鉱山側は、住民側が同社に2億ソーレス(約73百万US$)の支払いを求めていることを明らかにし、政府による仲裁を求める考えを示した。
 一方、地域住民側は、抗議行動の理由について、CSRプログラムや地元雇用が少ないこと等を挙げており、鉱山側が対話に応じない限り道路封鎖を続行するとしている。これに加えてCajamarca県のSantos知事は、新政権発足以前に同鉱山に付与された全ての利水権を解消すべきだとの考えを示した。これに対して鉱山側は、道路封鎖が解除されるならば対話に応じるとの姿勢を見せており、政府当局による仲介と取締りを求めるとコメントした。
 更に、10月21日付け地元紙等によると、La Encañada地区において、エネルギー鉱山省、市民オンブズマン、Cajamarca県及び地元自治体の仲介のもとで、Yanacocha鉱山とLa Encañada地区住民らの対話協議が実施され、La Encañada地区のBazan区長によれば、同鉱山が履行していない社会プログラムや新たな合意内容等についての話し合いが行われた模様である。

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