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ニュース・フラッシュ

2011年10月31日 バンクーバー 大北博紀

加:M&A取引の標的はカナダ東部から西部にシフト

 2011年10月29日付地元紙等によると、M&A取引の標的がカナダ東部から西部にシフトしているとPricewaterhouse Coopers社(以下、PWC社)の報告書を基に報じている。カナダにおける投資先上位は引き続きON州とQC州であるが、市場占有率はカナダ西部に譲った。報告書は過去10年のM&Aを調べたものである。
 PWC社の担当者は地元紙等に「トレンドは変わる方向にある。鉱業はON州とBC州の最優先分野になった。鉱業による利益は、2000年にはON州とBC州で約7~8%であったが、2010年にはON州で約20%、BC州で54%となっている。M&A取引の多くは国外で起きており、獲得した資産の多くは外国の管轄にある。シェールガス部門のM&A活動は、景気後退と技術革新による北米でのガス価格の低下により減少しているものの、西海岸へのパイプラインが整備されればシェールガス部門のM&A増加に結び付く。」と述べている。
 BC州では、2011年Q3までに290件で87億C$を得たが、世界最大の鉱業M&A取引2件を含んでいた2010年の214億C$からは著しく減少している。

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