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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年11月4日 調査部 渡邉美和

中国:鉛蓄電池価格は下がるも、電動自転車価格は堅調

 現地報道によると、2011年5月頃から実施された環境保護部門による鉛蓄電池関連企業の検査や企業整理に伴い、電動自転車向け鉛蓄電池価格は上昇し、また供給不足も生じた。しかし、最近に至り、電動自転車の薄商い期の到来とともに、鉛蓄電池価格の高騰もピークを過ぎたように見え、1セット当たり蓄電池価格は100元(16 US$)前後低下している。
 2011年の蓄電池価格は大きく上昇した。7~9月にかけては電動自転車の販売ピーク期でもあったが、国による蓄電池関連企業への検査や企業整理により電池の供給量は明らかに減少し、価格は上昇した。一部では1セットあたり1,200元(190 US$)での調達を迫られていた。しかし、最近の電動自転車の薄商い期の到来とともに、市場の蓄電池価格は100元(16 US$)前後低下している。前2か月では48V/20Aの交換価格は少なくとも800元(127 US$)以上したが、現在は700元(111 US$)前後となっている。
 一方、毎年1、4、11、12月は電動自転車の薄商い期で販売量は低下するが、最近の蓄電池価格低下にも拘わらず、電動自転車の販売価格はまだその調整を迎えていない。2010年2,300元(364 US$)で売られていた電動自転車の現在の販売価格は2,800元(443 US$)、2,500元(395 US$)で売られていた電動自転車の価格は現在3,380元(535 US$)である。新しい形式の電動自転車価格は5,000元(791 US$)に近付いているものさえある。ある販売企業によれば、蓄電池価格が下落しても各種原材料コストの上昇が見られ、電動自動車の価格が下がる可能性は低いという。

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