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ニュース・フラッシュ

2011年11月7日 バンクーバー 片山弘行

加:Alcoa、ケベック州のアルミ精錬所に対する投資計画承認

 Alcoaは2011年11月7日、同社がカナダ・ケベック州で稼働中のアルミ精錬所に対して、今後5年間にわたる21億US$の投資計画を承認したと発表した。計画では、ケベック州のBaie-Comeau、Deschambault、Becancourの3か所のアルミ精錬所のコストを13%下げ、最終的なAlcoa全体の目標である10%のコスト改善に寄与させることを目的としている。また、計画には温室効果ガスの放出を削減するとともに、年間アルミ生産量を12万t増加させることも含まれている。
 Baie-Comeau精錬所では、古いアルミ精錬ポットをAlcoaが開発した年間生産量16万tの電解ポットに置き換える近代化工事の最終段階に取り掛かり、2015年末までには稼働開始させるとしている。また、Deschambault精錬所では、2016年までに電流量を405,000アンペアへと増強し、生産量を年間25,000 t増加するプロジェクトの予備的なエンジニアリングを2011年末までに開始するとしている。これらの増強工事により、プラントの温室効果ガス排出量は40%低減することとなり、Baie-Comeau精錬所の近代化工事の期間中には6,800人の雇用が創出され、経済波及効果として5億US$が見込まれる。
 またAlcoaは、ケベック州政府が管理する経済開発基金に5,000万US$を拠出するとともに、2,500万US$の持続的開発基金を創設することとしている。

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