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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2011年11月14日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:MMX、2014年までに鉄鉱石生産拡張で64億レアル投資

 ブラジルEBX傘下のMMX Mineracao e Metalicos社(以下MMX)は、2014年までに64億レアル(約37億)投資を計画しており、これにより、今後3年以内に、鉄鉱石生産量を現在の3倍に増産するとともに、輸出用の積出港(Minas Gerais州Sudeste Super Port、以下Sudeste港)の整備も行う。
 投資額のうち、40億レアル(23億US$)は、Serra Azul鉄鉱石鉱山(Minas Gerais州)の生産量を現在の8百万tから24百万tに増強するために向けられる。残りの24億レアル(14億US$)は、鉄鉱石の積出を行うSudeste港の建設に向けられる。同港の当初の設備能力は50百万t/年であるが、将来的には1億t/年まで拡張する。同社の手持ち資金は11億レアル(約6億US$)で、ブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)からの融資(12億レアル(約6.9億US$))の他、同社の株主でもある中国のWisco社(出資比率16%)と韓国のSK社(同14%)からの支援、両国の制度金融を利用する。
 MMXの生産計画では、2014年までに24百万t/年の生産体制が整うことになっている。鉄鉱石は、既存のMRS社鉄道まで、新たに建設されるコンベヤーシステムで運搬され、Sudeste港まではMRS鉄道により輸送される。
 Sudeste港は、当初50百万tの鉱石処理能力でスタートし、このうちMMXの鉄鉱石扱い量は24百万tであるが、この他にUsiminas社傘下の鉱山会社(12百万t)、Pau de Vinho鉱山(1百万t)、Mineroinvest社(10百万t、交渉中)の鉄鉱石も扱うことになる。
 さらにMMX社はSerra Azul鉱山の他にMinas Gerais州南部(MRS鉄道から35 km)に、未開発のBom Sucesso鉄鉱石鉱山(資源量741百万t)を保有しており、2016年以降、10百万t/年の生産を目指し開発される予定である。

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