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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年11月16日 調査部 渡邉美和

中国:銅ワイヤロッドメーカーの稼働率、2011年10月も引き続き高率維持

 中国現地報道によると、中国国内主要銅ワイヤロッド(WR)メーカーの調査で、2011年10月の平均稼働率は82.3%だったことが分かった。これは9月の85.86%と比べると3.54ポイント低下しているものの、基本的には高率を維持している。
 中小のWRメーカーに比べて大型企業の稼働率が圧倒的に高い傾向も見られる。この原因の一つは、10月のスクラップ銅価格上昇と電解銅価格下落による価格差の逆転が改善していないためで、スクラップ銅を用いて低酸素銅WRを製造するメーカーに大きな不利を与えている。これらのメーカーの稼働率は明らかに低く、中でも低酸素銅WRを製造している中小企業には生産停止に追い込まれているところもある。逆に、このスクラップ銅から製造される低酸素WRの市場への供給の減少が、電解銅から銅WRを製造しているメーカーの高い稼働率をもたらしている。

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