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ニュース・フラッシュ

2011年11月21日 ロンドン 小嶋吉広

マラウィ・中央アフリカ:ウラン価格低迷がプロジェクトに影響

 福島第1原発の事故を受け、アフリカでのウラン鉱山プロジェクトに影響が出てきている。Paladin Energy社(本社:豪パース)が最近発表した2011年Q3の財務報告によれば、マラウィで操業を行っているKayelekera鉱山の資産価値がウラン価格低迷により470百万US$から337百万US$に減少し、その結果、税引き後損失額が123百万US$となった。これはウランの平均販売価格が2011年Q2では66 US$/lbであったが、Q3では51.33 US$/lbにまで下落したことが影響した模様である。
 またAreva社(仏)が中央アフリカ共和国で保有するBakoumaプロジェクトは、当初2011年生産開始予定であったが、同社は11月上旬、ウラン価格の回復を待つためプロジェクトを2年間凍結することを明らかにした。同プロジェクトの予測資源量は38,000 t(U3O8換算)と言われ、Arevaはこれまで147百万US$を投資している。

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