閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年12月12日 リマ 山内英生

エクアドル:Kinross Ecuador社、Fruta del Norte金・銀プロジェクトの暫定契約調印

 2011年12月6日付け地元紙等によると、Kinross Ecuador社(Kinross Gold社の現地子会社)は12月5日、Fruta del Norte金・銀プロジェクトについて、エクアドル政府と暫定的な採掘契約を調印したと発表した。同プロジェクトの金の埋蔵量は金量680万oz(約216 t)であり、現在の金相場で換算すると115億US$に相当するとしている。
 暫定契約の主な内容は以下のとおり。

 ・ 政府は、Kinross Ecuador社から、ロイヤルティ、法人所得税、IVA、利益配当金からの納付、超過利潤税の総計52%以上を受け取る権利を有する。

 ・ ロイヤルティ率は金の価格に準ずる累進方式とする。また、ロイヤルティは、売上の総額から超過利潤税、輸送・精製コストを差し引いた金額に対して適用される。
   1,200 US$/ozまたはそれ以下:5%
   1,200~1,600 US$/oz:6%
   1,600~2,000 US$/oz:7%
   2,000 US$/oz以上:8%

 ・ 超過利潤税は、税率70%(ベース価格は正式契約で設定)。

 ・ 同社は、ロイヤルティの前払金として65百万$を納付する。

 ・ 法人所得税は22%、利益配当金15%の内の12%を地域に還元し3%は従業員に配当する。

 また、12月8日付け地元紙等によると、Pastor非再生天然資源大臣は12月7日、同社が公表した政府との合意内容を確認し、2011年中に正式契約の締結を目指していると発表した。また、ロイヤルティの前払金65百万US$の納付は、締結時に40百万US$、4ヵ月後に25百万US$としている。なお、開発投資額は最初の3年間で11億US$に上る見込みである。
 一方、同大臣は、Ecuacorriente社との契約交渉も進展しており、2~3週間後には契約に調印する見込みであり、ロイヤルティについては6~8%の累進方式になることも明らかにした。

ページトップへ