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ニュース・フラッシュ

2011年12月19日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:今後の鉱業投資と中堅企業への期待

 メディア報道によると、ブラジル鉱業協会は、ブラジルの2015年までの鉱業投資額は685億US$で、このうち、鉄鉱石開発が450億US$を占めるとみている。鉄鉱石生産量は、2010年は3.7億tであったが、2015年には7.7億tまで増産される。新規鉱業投資の担い手として、EagleMining社(カナダ)、Bamin Kazakh(カザフスタン)、Miag South American Metals(中国)、CraigavonMinerals社、Green Valley社(カナダAuraMineral社子会社)等の中堅規模の企業の活躍が期待されている。
 これらの中で、これまで鉱業投資が少なかったブラジル北東部のRio Grande do Norte州、Sergipe州等への投資が注目される。主なプロジェクトに、Vale Verde社のArapiraca鉄鉱石プロジェクト(投資額1.25億US$、埋蔵量1.5億t、Alagoas州)、Susa Mineracaoプロジェクト(インドPramod Agarwal社が2011年10月発表、投資額4.4億US$、Rio Grande do Norte州)、カナダGreen River Minerals社のカリウムプロジェクト(投資額35億レアル(約18億8,000万US$)、埋蔵量3億t、Sergipe州)等がある。一方鉄鋼生産者も、原料コスト削減のために鉄鉱石資源開発を進めている。Usiminas社は、2015年までに40億US$を投資し、29百万t/年の鉄鉱石の生産体制を整える。Gerdau社も、埋蔵量29億tの鉄鉱床開発を進める。Arcerol Mittal社も、Andrade鉄鉱石鉱山から生産される鉄鉱石の販売を行う計画がある。

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