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ニュース・フラッシュ

2011年12月22日 シドニー 栗原政臣

豪:Fortescueの拡張計画、予算超過の懸念

 2011年12月22日地元紙等は、豪州鉄鉱石生産大手のFortescue Metals Group(Fortescue)は、拡張計画の予算84億US$を維持することは困難と報じた。これはFortescueが鉄道建設の契約を僅か4か月前の10%増の金額で締結したためである。
 Fortescueは、自社のPilbara鉄道から現在開発中のSolomon鉱山までの81 kmの鉄道敷設費として、建設会社Macmahonに3.3億US$を支払うことになる。Macmahonの広報担当は、プロジェクトの進化に合わせて鉄道のデザインを改良していると語っている。本件、鉄道建設費の10%を上積みしたが、Fortescueは拡張計画は予算内に収まるとしている。また、契約では、鉄道建設は2012年末まで完了せず、これはスケジュールの数か月遅れとなる。しかし、Fortescueの広報担当はSolomon鉱山の生産は予定通り2012年中頃には開始すると語った。
 拡張計画は、2013年半ばまでにFortescueの年間の鉄鉱石生産量を現在のおよそ3倍の155百万tにするものである。さらにその後4年間で350百万tへの拡張と計画も発表されている。BHP Biliton社とRio Tinto社は、Pilbaraの最も条件の良い地域で40年間操業し現在年間350百万tを生産している。

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