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ニュース・フラッシュ

2012年1月9日 ジャカルタ 高橋健一

ベトナム:2020年までの鉱物資源戦略を首相が承認

 2011年12月29日付け各社報道によれば、ベトナムDung首相は、2030年までの展望を示した国家鉱物資源ビジョンを含め、2020年までの鉱業政策の戦略を示した国家鉱物資源戦略を承認した。
 今回の新国家鉱物資源戦略では、鉱物資源の持続的な利用と高付加価値化を主眼としており、鉱物資源開発への投資はその前段階に実施される地質基礎調査に基づきプライオリティ付けされ、より高い経済性を持った鉱産物の効率的な生産を促進する。また、環境汚染の一因となり、非経済的な小規模・旧式技術による採掘施設は2020年までに廃止し、それ以降は高付加価値化鉱産物のみを輸出する。加えて、中央高地のボーキサイト、北西部地域のレアアースや亜鉛などが戦略鉱物資源として示されている。
 また、この戦略を実践するため、中央政府及び地方政府の任務を定めたアクション・プログラムも採択し、新鉱物法に基づいた新たな鉱物資源の国家管理・実施体制を強化する。首相府は関係各省に対しそれぞれの任務を指示し、天然資源環境省に対しては、2012年3月までに新鉱物法の実施のための細則などの制定、内務省に対しては、中央政府・地方政府間の国家管理体制の構築などを指示した。

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