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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2012年1月21日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:Anglo American、Minas Gerais州の鉄鉱石生産を中心に投資

 Anglo Americanは、Minas Rio鉄鉱石プロジェクト(Minas Gerais州)の開発を進めているが、2013年H2に生産能力26.5百万t(鉄鉱石、ペレット)で生産を開始し、その後3倍まで生産量を増加させる。現在のAnglo Americanの鉄鉱石生産量は47.4百万t(2010年)であるが、ほとんどが南アでの生産で、現在のブラジルでの生産はAmapa鉄鉱石鉱山の4百万t(2010年、全体の8.4%)に過ぎない。Minas Rioプロジェクトは、Serra do Supo(精測・概則資源量3.9億t、鉄品位33.6%)、Itapanhoacanga(同3.5億t、鉄品位39.3%)で、予測資源量も加えると鉱石量は53億tに上る。
 Anglo Americanは今後ブラジルで鉄鉱石の生産を増強する方針である。現在はニッケル(Codemin、Loma do Niquel)、ニオブ(Catalao)、リン鉱石(Copebras)、鉄鉱石(Amapa)の生産を行っているが、ブラジルでの売り上げは13.6億US$(2010年;ニッケルとリンがそれぞれ3分の1を占める)で、Anglo American全体の売上329.3億US$に占める割合は、わずか4.1%に過ぎない。今後、Minas Rioプロジェクトや、新たなニッケルプロジェクト(Barro Alto鉱山等)の操業が軌道に乗れば、Anglo Americanにとってブラジルは大きな収益源となる。

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