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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2012年1月23日 ロンドン 小嶋吉広

モザンビーク:Moatize石炭鉱山で現地住民が鉄道を一時占拠

 ValeがモザンビークTete州にて操業中のMoatize石炭鉱山に関し、鉱山操業に反対する近隣住民約500人が抗議活動を起こし、山元からBeira港まで石炭を輸送する鉄道(Sena線)において貨車の通行を妨害する事件が2012年1月10日に発生した。住民による妨害活動は警察によって鎮圧されたが、住民14名が逮捕される事態となった。
 Moatize鉱山を開発した際、約700世帯が住民移転の対象となり、Valeは鉱山から約40 km離れたCateme地域に移転者用の住居及び耕作地を用意することとなった。しかしながら、用意された移転者用の住居は、Valeの当初の説明に反し設備が不十分なものであり、また、上水や電力、適切な耕作地が十分に提供されないなどの問題が生じた。これに不満を持った住民が今回、抗議行動を起こした。
 メディア報道によれば、Valeの現地幹部は住民側の要望を受け入れ、今後6か月以内に本事態を解決させる意向とのことである。Moatize鉱山開発に伴う住民移転費用は120百万US$と言われており、すでにValeは100百万US$を支出した模様である。

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