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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2012年1月29日 サンティアゴ 縫部保徳

アルゼンチン:La Rioja州のFamatina金プロジェクトをめぐる抗議運動が勃発

 メディア報道によると、アルゼンチンLa Rioja州のFamatina金プロジェクトをめぐって、デモや道路封鎖が行われている。Osisco Mining社(本社:加モントリオール)が2012年1月から探鉱活動を開始する予定であったが、同社幹部が現地入りしているとの情報を手に入れた環境保護団体「Asamblea Ciudadana por la Vida」が、プロジェクトサイトへのアクセス道路を封鎖した。同プロジェクトへの反対活動は全国的な広がりを見せており、ブエノスアイレスを始めとする7都市でもデモ集会が実施された。
 環境保護団体側は、同プロジェクトがシアン化物を使用するとともに、水も大量に使用するとして批判を加えている。これに対し、Beder Herrera州知事は「鉱山開発により環境が汚染されるようなことはない」と発言した。また、同州知事は、鉱山開発に先立って環境影響調査が実施され、汚染があれば多少であれ決して認可されない、人々の間にかなりの誤解があるようだとも述べている。
 Famatina金プロジェクトでは、かつてBarrick Goldが探鉱活動を行っていたが、La Rioja州でシアン等の有害物質を使用した露天掘り鉱山の操業を禁止する法案が可決されたこと(この法律は2008年に撤廃)や道路封鎖など環境保護団体の活動が原因で2007年に撤退している。Osisco Mining社は、2011年8月にLa Rioja州エネルギー・鉱山公社とFS完了などを条件として、同プロジェクトの権益70%を取得できる契約を締結していた。

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