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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル レアメタル ニッケル
2012年1月31日 モスクワ 大木雅文

ロシア:Norilsk Nickel、2025年までに銅2.5倍、ニッケル1.5倍の生産拡大を予定

 2012年1月20日付け現地報道によると、Norilsk Nickel (本社:クラスノヤルスク地方ドジンカ市)は、主に海外プロジェクトにより、2025年までに銅2.5倍、ニッケル1.5倍の生産拡大を見込んでいる。
 ストルジャルコフスキー同社CEOによると、同社は今後15年にわたり、生産拠点の拡大を予定しており、そのために海外プロジェクトの検討を行っている。同CEOは「南米、アフリカ、インドネシア、東南アジアにおける多数のプロジェクトを検討中である。これにより2025年までに銅生産は2.5倍増、ニッケル生産は1.5倍増、白金族の生産は90%増となる見込みである。計画毎に裏付けチェックも行った」と述べた。
 同社は2011年5月、インドネシア政府との交渉を経て、同国のPT Nusantara Smelting Corp.との間でMOUに調印した。このMOUの目的は、年産能力約40万tの銅製錬所建設プロジェクトの協力とインドネシア国内の銅ニッケル鉱床開発に向けた条件整備である。その後、同CEOは2011年10月に同社がインドネシアに大規模投資を行う用意があると述べていた。(2011年5月11日付け現地報道(ニュース・フラッシュNo.11-19)を参照のこと。)
 また同CEOは「白金の価格は上昇する。しかし、さらに激しい価格上昇が起きるのはパラジウム市場である。パラジウムは質的には白金と同じだが、はるかに安値をつけられているからだ」としている。「ロシア連邦のパラジウム備蓄が事実上枯渇したと公表されていることからも、その販売、つまり当然ながら世界のパラジウム需要は増大するだろう」と付言した。(2011年10月14日付け、及び同年12月2日付けの現地報道(ニュース・フラッシュNo.11-42、11-49)を参照のこと。)

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