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ニュース・フラッシュ

2012年2月3日 ロンドン 小嶋吉広

ドイツ:12企業が資源確保に向けた企業連合を結成

 現地報道によると、2012年1月30日、ダイムラー、Bosch、ティッセンクルップ等の独の大企業12社は、原材料確保に向け企業連合(alliance)を結成したことを、ドイツ産業連盟(BDI)が発表した。中国等新興国の需要拡大による金属資源の獲得競争激化に対処するため、2010年10月に独政府により原材料確保戦略が策定されたことを受け、BDI提唱の下、独の大企業が参加し、本企業連合結成に向けた協議がこれまで行われてきた。本企業連合の目的は、中国が特にアフリカにおいて鉱山権益を積極的に獲得するとともに、自国資源の輸出を削減する動きが見られる中、「産業界として原材料を長期に亘り確保していくために、鉱山開発プロジェクトの株式を取得することである」と、本連携の副代表を務めるGrillo氏(亜鉛加工会社Grillo-Werke社長)はコメントしている。
 本企業連盟の代表は、独エネルギー企業EONの役員であったPaskert氏が就任する。
 設立メンバーは以下の会社である。
化学業界:BASF、Bayer、Evonik、Wacker Chemie、Chemetall
自動車業界:Daimler、BMW
鉄鋼業界:ThyssenKrupp、Georgsmarienhutte Holding、Stahl-Holding-Saar
非鉄業界:Aurubis
電気電子業界:Bosch

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