閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2012年2月13日 ロンドン 小嶋吉広

ガボン:政府、Belinga鉄鉱石プロジェクトの開発主体を見直しへ

 メディア報道によれば、ガボン政府は、中国機械エンジニアリング公司(China Machinery Engineering Corp.)が保有していたBelinga鉄鉱石プロジェクトの権益を没収し、メジャー企業に売却することを検討している模様である。本プロジェクトの鉄資源量(予測含む)は600百万t、鉄品位60%であり、ガボン政府にとっての国家プロジェクトとして注目されている。
 本プロジェクトの権益は、2006年に中国機械エンジニアリング公司がValeとの競争入札に競り勝ち、25年契約でガボン政府と契約を締結していた。中国機械エンジニアリング公司の試算では、鉱山開発(付帯インフラ整備を含む)費用は35億US$と見積もられ、インフラ整備として500 kmの鉄道整備や港湾、発電所整備等が予定されていた。その後、2009年にOmar Bongo大統領が死去し、子息のAli Bongo大統領が就任。中国機械エンジニアリング公司は2009年にFSを行ったが、その後プロジェクトの進捗が見られなかった。他方、現政権は出来るだけ早期の開発を希望していることから、他の鉱山会社への権益売却を検討することとなった。売却先の候補としてはBHP Billitonの名前が挙がっている。

ページトップへ