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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2012年2月14日 シドニー 原田富雄

豪:Alcoa、VIC州Point Henryアルミニウム精錬所の事業性を検討

 2012年2月8日、アルミニウム大手Alcoaは、製品価格の下落、電気料金、豪ドル高を受けてVIC州のPoint Henryアルミニウム精錬事業について検討すると発表した。
 同精錬所の電力料金については、これまで長期に亘り政府からの支援を受けてきたが、2012年7月1日に導入される炭素税により、豪州にあるその他の地域を含めてアルミニウム精錬事業の採算性が一層問われる状況となっている。
 連邦財務省や、気候変動関連の連邦政府へのアドバイザーである豪州国立大学Garnaut教授は、豪州のアルミニウム分野の成長率は2020年で0.3%と低い伸びに留まっており、2050年には49%に落ち込むと試算しており、更なる政府による事業支援が要望されている。
 ギラード首相は、炭素税制度には、導入後3年間で35億A$のアルミニウム産業への支援が盛り込まれていると強調しているが、ドイツ銀行は炭素税は事業コストを1%上昇させると見積もっている。

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