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ニュース・フラッシュ

2012年2月21日 シドニー 原田富雄

豪:連邦地質調査所、2010/11年度の探鉱投資動向を発表

 2012年2月16日、Geoscience Australia(豪州連邦地質調査所)は、2010/11年度における鉱物資源の探鉱に関する報告書「Australian Mineral Exploration Review 2011」を発表、これによると同年度における探鉱投資総額は29.51億A$(前年度比32%増)となった。
 このうち、グリーンフィールドにおける探鉱投資額は10.37億A$(全体の約35%)、ブラウンフィールドは19.14億A$(全体の約65%)となった。特徴として、探鉱対象がグリーンフィールドからブラウンフィールドへの移行が挙げられるが、これはここ数年の資源価格上昇を受けて、大手・ジュニア企業とも利益確保のため既存鉱床周辺の探鉱を増やした結果を反映した結果といえる。
 州別では、VIC州を除き探鉱投資額は増加しており、資源大州であるWA州が15.90億A$(前年度比28%増)で全体の約54%を占め、次いでQLD州が6.64億A$(前年度比52%増)で全体の約23%と、2州で3分の4を占めている。さらに、SA州の2.25億A$、NT州の1.95億A$と続いている。
 鉱種別探鉱投資額もほとんどの鉱種で増加しており、鉄鉱石が6.55億A$(前年度比27%増)、金が6.52億A$(前年度比13%増)、銅が3.23億A$(前年度比60%増)、鉛・亜鉛・銀が0.76億A$(前年度比46%増)、ニッケル・コバルトが2.71億A$(前年度比33%増)となっている。

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