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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2012年2月27日 サンティアゴ 神谷夏実

豪:Vale、鉄鉱石開発への投資を計画

 2012年2月23日付けメディア報道によると、Valeは、対アジア向けの競争力強化のため、豪州の鉄鉱石開発への投資を計画している。Valeはすでに、Queensland州の石炭プロジェクトに投資しているが、鉄鉱石プロジェクトへの投資は初めてとなる。現在、中国までの鉄鉱石輸出コストは、ブラジルから20 US$/tかかるのに対し、豪州産鉄鉱石は8 US$/tとなっている。また輸送時間では、ブラジルから6週間かかるのに対し、豪州からは9日間となっている。ただし、最近のFerreira社長の株主向け発表では、豪州鉄鉱石への投資に対するコメントを控えている。
 Valeの豪州鉄鉱石への投資は、対中国向け鉄鉱石供給の競争力強化に対し効果があるとみられるが、主要産地であるWA州Pilbara地域では、Rio Tinto、BHP Billiton、Fortesucue社等による独占生産状態となっており、Valeが入りこむ余地があるかどうか焦点となるとの見方がされている。ValeはすでにQueensland州で、Eagle Downs 原料炭鉱山(Aquila Resources社との50:50 JV)を保有しており、2021年までに200億US$の投資を行い生産を拡大する計画がある。

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