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ニュース・フラッシュ

2012年3月5日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:経済調整相、外資COWによる現在の鉱業ロイヤルティは著しく低率との見解を示す

 2012年2月22日付け地元紙報道によれば、現在、企業との鉱業事業契約(Contract of Work:COW)の再交渉を進めているインドネシアHatta経済調整相は、Grasberg銅・金鉱山やBatu Hijau銅・金鉱山など外資が操業する鉱山からのロイヤルティの現状に関し、著しく低い水準との見解を示し、これを問題視している。同相は、一般的な鉱業ロイヤルティが2003年政令45号で、銅4%、銀3.25%、金3.75%と規定されている一方、現在のCOWではGrasberg銅・金鉱山が1%、Batu Hijau銅・金鉱山のロイヤルティ率も1~2%となっている点を指摘している。ただし、ロイヤルティに関する政府が考えている具体的な引き上げ率などは示されなかった。
 Hatta経済調整相は、2012年初めに発令された大統領指示2012年10号により、COWの再交渉チームのトップに任命され、今回のロイヤルティを含む企業との再交渉に当たっているが、再交渉では、今回のロイヤルティを含む政府収入、鉱石の高付加価値化、インドネシアへの資本移譲、鉱区縮小が論点として進められているとしている。

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