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ニュース・フラッシュ

2012年3月20日 シドニー 栗原政臣

豪:2011年Q4の探鉱費が最高額を記録

 豪州統計局のデータによると、2011年11月23日に鉱物資源利用税(Minerals Resource Rent Tax、以下MRRT)の法案が豪州議会下院を通過したにも係わらず、2011年Q4の探鉱費が最高額に達した、と2012年3月15日付の地元紙等は報じた。
 統計局の資料によると、季節調整済みの鉱物資源探鉱支出はQ3と比較して2.4%(22.1百万A$)増加してQ4は946.7百万A$となった。最も大きく増加したのはWA州で6.9%(31.1百万A$)の増。最も減少したのはQLD州の2.8%(14.4百万A$)減であった。また、グリーンフィールドへの探鉱支出は3.4%増、周辺探鉱費は5.7%増となっている。
 鉱種別では、鉄鉱石への探鉱費が最も大きく32.9%増となり、年当初と比較してほぼ倍額となる312百万A$を支出した。一方で、ニッケル及びコバルトを対象とした探鉱費は33%減少している。
 これに対し、AMEC(Association of Mining and Exploration Companies、ジュニア探鉱・鉱山会社の団体)のSimon Bennison最高責任者は、グリーンフィールドへの探鉱費の支出は2003年の45%から30%に減少しており、周辺探鉱が全体の70%を占めている、と語った。また、探鉱費の増加は賃金及び燃料コストの増加によるものと述べ、単純に探鉱量が増加しているわけではない、と警告している。

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