閉じる

ニュース・フラッシュ

2012年3月21日 調査部 渡邉美和

中国:貴州省の鉱山企業と地元民との間で衝突事件発生、9人負傷

 現地報道によると、2012年3月15日、中国貴州省雷山県永楽鎮開屯村と同省虹博鉱業有限公司との間で紛糾が生じた模様。
 貴州省黔楽南州政府の情報によると、2007年1月に貴州省から鉱産資源探査ライセンスを獲得していた虹博鉱業有限公司は、2008年に雷山県内で非鉄金属と非金属の採鉱選鉱加工などを経営し始め、続いて2011年12月に永楽鎮開屯村で探査を開始した。それ以来、開屯村は同公司の選鉱場が引き起こす環境汚染や、探査による地下水推移と水源への影響の心配を表明。これまで、永楽鎮政府は両者間での調整を心がけ、事態は安定していた。
 2012年3月15日、同公司の新たな選鉱場建設に当たって、100名余の住民が次々と永楽鎮と桃江郷境界付近の選鉱場建設予定地に集まり始め、正午頃、永楽鎮政府はこの情報に基づき現地で村民に対して解散により事態の終息を図ろうとしたが、村人は選鉱場の新設の棚上げを要求、これに対して公司側は拒絶、これにより事態が紛糾した。
 村人側が折衝の場から退出した直後に村人と公司間で衝突事件が発生した。これにより9名の村人が公司側による傷害により負傷したもの。なお、3月16日には事態は一旦収拾を見せ、以降、衝突は発生していない。

ページトップへ