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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2012年3月29日 サンティアゴ 縫部保徳

アルゼンチン:インフレによりCerro Negro金プロジェクトのCAPEX増大

 メディア報道によると、Goldcorp(加バンクーバー)が保有するCerro Negro金プロジェクト(アルゼンチンSanta Cruz州)のCAPEXがインフレの問題により、8億US$を超える見込みである。プロジェクト開発担当上席副社長のBarry Olson氏によると「アルゼンチンの労働法は坑内採掘鉱山の3方操業を定めている。人件費はここ数年のうちに25%上昇し、さらに、材料仕入額も20%上昇した。この様なインフレによりCAPEXを以前より5,000万US$増の8億US$と見込んでいた。この8億US$も2013年までのインフレの影響を考えると更に拡大する可能性がかなり高い。」と述べた。Cerro NegroプロジェクトのCAPEXについては2011年MD&Aレポート中でそれまでの7.5億US$からの5,000万US$増を見積もっていたが、その原因の半分はアルゼンチン特有のインフレ圧力によるものとしていた。Olson氏は「アルゼンチンでは可能な限りの現地調達が求められている。FS時の現地調達は全体の約40%とみていたが、60%程度に達する可能性もある。」と語った。
 前記のようなコスト増はあるものの、Cerro Negroプロジェクトの生産開始は予定通り2013年中頃の計画である。Cerro Negroプロジェクトは低硫化系浅熱水性金鉱床を対象とし、これまでに複数の鉱脈鉱体が発見されている。推定及び確定埋蔵量は金454万oz(約141 t)である。

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