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ニュース・フラッシュ

2012年4月2日 ロンドン 小嶋吉広

ポーランド:鉱業税導入を決定

 ポーランド政府は歳入増加策の一つとして鉱業税の導入を検討していたところ、コモロフスキ大統領が2012年3月28日に鉱業税法案に署名し、鉱業税が初めて導入されることとなった。ポーランドでは、鉱業は国営鉱山会社KGHMにより行われてきたため、鉱業税は課されていなかったが、政府はKGHMの民営化を進め、保有株式を減少させたことから(現在、株式の31%を政府が保有)、配当に代わる歳入として鉱業税を導入したものである。鉱業税導入の結果、KGHMは2012年度578百万US$の鉱業税を課税される見込みである。
 この鉱業税は、ポーランドで採掘事業を行う事業者に対し売上高の約15%を鉱業税として課すものであり、KGHMは税率がチリやアフリカ諸国より高すぎるとして当初から導入に反対していた。

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