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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ネオジム レアアース/希土類
2012年4月5日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:WMR社、Bahia州でネオジムを含むレアアース鉱床の開発を計画

 メディア報道によると、World Mineral Resources社(WMR)は、Bahia州でネオジウムを含むレアアース鉱床を発見し、近くブラジル政府鉱山動力省鉱物資源局(DNPM)に報告するという。同社は、Bahia州の東部(121,000 ha)及び西部(21,000 ha)にレアアース鉱区を保有し、埋蔵量は28百万t(品位不明)としている。同社は、サンパウロ、ベロホリゾンチをベースとする鉱物資源開発会社であるが、レアアースの他、鉄鉱石、ボーキサイト鉱床の開発を計画している。鉄鉱石鉱区は、同州中央部のCaitite市北方にあり、40~60億t(品位38~40%)の鉄鉱石の開発が可能とみられる。同社は、当面、20億US$程度で、6~8億tの鉄鉱石を対象としたペレット用鉄鉱石の開発を進める。すでに品位65%のペレットを生産するための基礎試験も行っており、ペレット価格142 US$/tでの販売を目指している。Caitite周辺は、現在大手資源企業が鉄鉱石の開発を進めている。なお、鉱石輸送には、同州中央部Macaubaにて現在建設中のEast-West鉄道への接続が必要であり、約28億US$の投資が必要である。ボーキサイト鉱区は、同州東部のBoa Vista do Tupiにあり、Rio Tintoが開発を行っているJaguaquaraプロジェクト(投資コスト45億US$、生産能力1.8百万t/年)の延長部にあたるという。アルミニウム品位は平均30%(15~56%の範囲)で、アルミナ生産まで行う計画である。

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