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ニュース・フラッシュ

2012年4月5日 モスクワ 大木雅文

カザフスタン:ENRC、2011年実績を発表

 2012年3月27日付け現地報道によると、ENRCグループ(Eurasian Natural Resources Corp.,本社:ロンドン)の2011年の売上高は77億500万US$で、前年(66億500万US$)比16.7%増となった。EBITDAは34億1,300万US$で、前年(31億9,400万US$)比6.9%増であった。
 ENRCの発表によると、2011年は高炭素フェロクロムの販売量が記録的なものとなり、アルミナ、アルミ、電力部門のいずれもフル稼働となった。特にアルミナ生産量は前年比1.8%増の167万t(2010年164万t)、アルミ生産量は9.7%増の24万9,000 t(2010年22万7,000 t)、発電量は2.1%増の13.993 GWh(2010年13.711 GWh)となった。
 高炭素フェロクロム生産量は2.5%減の122万6,000 t(2010年125万8,000 t)、フェロアロイ全体では2.1%減の176万6,000 t(2010年180万3,000 t)であった。
 鉄鉱石精鉱の生産量は5.4%減の845万9,000 t(2010年893万7,000 t)、鉄鉱石ペレット生産量は4.6%減の764万8,000 t(2010年801万7,000 t)となった。
 アフリカでは銅とコバルトの生産がいずれも大幅に拡大した。FQM(First Quantum Minerals, Ltd.)との間でコンゴ民主共和国における同社資産の買収及び各種争点の解決につき合意に至った。金属及び精鉱に含まれる銅の採取量は45.8%増の2万9,600 t(2010年2万300 t)、金属及び精鉱に含まれるコバルトの採取量は18.8%増の1万1,400 t(2010年9,600 t)であった。鉄道輸送された商品トン数は1.1%増加し、6,176万5,000 tに達した(2010年6,110万4,000 t)。
 2011年の設備投資は19億US$という記録的なものとなった。特に、重要な戦略的プロジェクトは、アクトベの新規フェロアロイ工場建設、Aksu火力発電所の第2発電ユニット復旧完了、ロジスティクス部門の効率向上であった。

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